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かんたん解説「顕微授精」

顕微授精とは

顕微授精とは、体外に取り出した一つの卵子に対し、顕微鏡を覗きながら一つの精子を注入し受精させた後、その受精卵を子宮内に戻すという治療法で、別名「イクシー法(ICSI)」とも呼ばれます。 体外受精が、精子と卵子を混ぜ合わせ受精を待つのに対し、顕微授精は精子と卵子を人為的に受精させることから、体外受精より高い妊娠率が期待できるという治療法です。顕微授精は主に以下の場合に用いられます。

  • 男性に、重度の乏精子症・精子無力症がある場合
  • 男性が無精子症で、精巣内にのみ精子が見られた場合
  • 男性に抗精子抗体がある場合
  • 体外受精を何度おこなっても成功しない場合

顕微授精の手順と身体的負担

受精の過程以外、顕微授精は体外受精と同じ方法でおこなわれます。 まず、自力で排卵がみられれば自然周期に合わせ、自力での排卵が困難な場合は、排卵誘発剤で排卵をコントロールしながら、(1)〜(6)の手順でおこなわれるのが一般的です。

  • 卵子を包む卵胞が20mmまで成熟したのを確認したのち、排卵を促進するhCG剤(注射)、もしくはGnRHa(点鼻薬)を投与します。
  • (1)の薬剤投与からおよそ48時間後、長い針を使って卵巣内の卵胞から卵子を吸引し採卵します。
  • 男性の精子が精液内にある場合は精液から、無い場合は手術により精巣内から精子を探しだします。
  • 取り出した卵子を洗浄し固定したのち、顕微鏡を覗きながら、0.007mmほどの細いガラス管を使って卵子の中に精子を注入・受精させます。
  • 受精した受精卵を培養液の中で4分割、または8分割するまで2日程培養し、子宮内に戻します。
  • 着床率を上げるため、注射・内服薬・膣座薬などで黄体ホルモンを補充します。

顕微授精における身体的負担としては、薬の副作用により頭痛や吐き気などを感じたり、人によっては採卵の際に(局部・全身麻酔が用いられるものの)多少痛みを感じる場合があるようです。
顕微受精も体外受精同様、体調に異変が無い限り日帰りで行えるところがほとんどです。

顕微授精の成功率

顕微授精の成功率は一般的に20%〜25%前後と言われています。顕微授精は一匹でも精子がいればおこなえるため、重度の男性不妊に悩まれるご夫婦でも体外受精に近い確率で妊娠することができる治療法となります。

顕微授精の費用

顕微授精は保険が効かず全額自費負担となります。また、体外受精より高度な技術が必要となるため、1回あたりの費用もおよそ30万円〜70万円と、体外受精より高額な場合が多いようです。

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