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不妊の原因②「黄体機能不全」

着床障害や流産を招く「黄体機能不全」

黄体とは、卵巣内の卵胞が排卵をおこなった後に変化する組織のことで、黄体からは女性ホルモンの1つである黄体ホルモンが分泌されます。
黄体機能不全とは、この黄体のホルモン分泌が弱い状態のことをさします。黄体ホルモンは受精卵が着床しやすいよう子宮内膜を整えたり、妊娠継続に必要な高温期の維持に必要となるため、黄体機能不全により黄体ホルモンが不足すると着床障害や流産の原因となってしまいます。黄体機能不全はさまざまな症状から引き起こされます。

高プロラクチン血症

乳汁を分泌させるためのホルモンである「プロラクチン」の分泌が多い状態のことで、プロラクチンが排卵を抑制してしまう性質をもつことから、黄体のホルモン分泌機能が著しく低下してしまいます。

高アンドロゲン血症

男性ホルモンである「アンドロゲン」の分泌が多い状態。通常女性の体内にも男性ホルモンは存在しますが、量が増え過ぎると黄体機能の低下に繋がってしまいます。

甲状腺機能異常

生殖器を含め、体内の臓器が正常に働くためには、ノドにある甲状腺から分泌される「甲状腺ホルモン」のバランスが体内で一定に保たれている必要があります。この甲状腺に異変が起こり甲状腺ホルモンの分泌が乱れてしまうことから卵巣機能も乱れ、黄体機能も低下してしまいます。

卵胞の発育不全

黄体の前身である卵胞の発育自体が悪いと、黄体に変わった後も黄体機能が弱くなってしまいます。原因は不明の場合がほとんどですが、上記の高プロラクチン血症・高アンドロゲン血症・甲状腺機能異常も卵胞の発育不全の原因の1つとされています。

冷え・血行不良・ストレス

東洋医学では、黄体機能不全は冷えや血行不良(お血)・ストレスなどにより卵巣機能が低下し引きおこされるものと考えられています。

黄体機能不全が不妊の原因となる場合の治療法

黄体機能不全が原因となる場合の不妊治療では、まずそれぞれの原因に応じた治療をおこない、改善が見られれば必要に応じてタイミング法や人工授精・体外受精などをおこない妊娠を目指します。原因ごとにおこなわれる治療法は以下の通りです。

高プロラクチン血症が原因の場合

プロラクチンの分泌を抑えるため、パーロデル・テルロン・カバサールといった薬を使った投薬治療をおこない経過を観察します。

高アンドロゲン血症が原因の場合

副腎から分泌される男性ホルモンを抑制するため、デカドロンやプレドニンなどの薬を使った投薬治療をおこない経過を観察します。

甲状腺機能異常が原因の場合

甲状腺ホルモンが多い場合は、メチマゾールやカルビマゾールといった甲状腺機能を抑える薬を用い、甲状腺ホルモンが少ない場合は甲状腺ホルモン薬を用いて経過を観察します。

卵胞の発育不全

とくに上記の症状が原因でない場合は、クロミッドやフェミロンなどの排卵誘発剤で卵胞の発育を助ける「排卵誘発法」や、注射や内服薬で黄体ホルモンを直接補充する「ホルモン補充療法」、hCG製剤を注射することで黄体を刺激し働きを改善させる「黄体刺激法」などの方法が用いられます。

冷え・血行不良・ストレスが原因とみられる場合

冷えや血行不良・ストレスが原因の場合は、生活習慣の改善と合わせて、体質改善を目的に漢方薬が用いられることもあります。主に、六味地黄丸や桂枝茯苓丸、温経湯・芍薬甘草湯・補中益気湯、当帰芍薬散といった薬が用いられます。

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