かんたん解説「体外受精」 - 不妊症の方のための妊娠応援サイト『コタマゴ』


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かんたん解説「体外受精」

体外受精とは

体外受精とは、体外で卵子と精子を受精させたのち、受精卵を子宮内に戻すという治療法で、主に以下の場合に用いられます。

  • 卵管が塞がっているために、受精が困難な場合(ピックアップ障害)
  • 子宮・卵管・卵巣などに強い癒着がある場合
  • 精子の数が極端に少なく、運動率が悪い場合(乏精子症・精子無力症など)
  • 重度の子宮内膜症
  • 習慣性流産
  • 原因不明の場合

体外受精の手順と身体的負担

体外受精の手順としては、自力での排卵があれば自然に周期に合わせ(自然周期体外受精)、自力での排卵が困難な場合は、排卵誘発剤で排卵をコントロールし(刺激周期体外受精)、そこから一般的に(1)〜(5)の手順に沿って行われます。

  • 卵子を包む卵胞が20mmまで成熟したのを確認したのち、排卵を促進するhCG剤(注射)、もしくはGnRHa(点鼻薬)を投与します。
  • (1)の薬剤投与からおよそ48時間後、長い針を使って卵巣内の卵胞から卵子を吸引し採卵します。
  • その間、男性の精液を採取し洗浄。取り出した卵子と培養液の中で混ぜ合わせ受精させます。
  • 受精した受精卵を培養液の中で4分割、または8分割するまで2日程培養し、子宮内に戻します。
  • 着床率を上げるため、注射・内服薬・膣座薬などで黄体ホルモンを補充します。

体外受精における身体的負担としては、薬剤の副作用によって頭痛や吐き気を感じたり、人によっては(3)の採卵の際、局部・全身麻酔が用いられるものの、多少痛みを感じる場合があるようです。
基本的に体外受精は体調に異変が無い限り、日帰りで行えるところがほとんどです。

体外受精の成功率

体外受精の成功率は一般的に15%〜20%と言われております。人工授精に比べると成功率が高く、そのため高齢出産などで妊娠を急がれるご夫婦の治療に、人工授精ではなくこの体外受精が用いられることも決して珍しくありません。

体外受精の費用

体外受精は保険の効かない自由診療(全額自費負担)となるため、同じ方法で体外受精を行ったとしても、病院によって費用が20万円〜50万円と大きく異なります。病院選びの大きなポイントにもなりうるため、予め費用に関しても確認しておくことをお勧めします。

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